マッチングアプリを使うか迷っていると、「実際に会えるのか」「恋人や結婚相手が見つかるのか」が気になるものです。政府の調査を見ると、マッチングアプリは交際相手や結婚相手と出会う身近な方法になっています。
こども家庭庁の調査では、直近5年以内に結婚した15〜39歳の25.1%(およそ4人に1人)が、配偶者とマッチングアプリで出会っていました。交際相手がいる未婚者でも、17.6%(およそ6人に1人)がマッチングアプリで出会っています。
この25.1%は「マッチングアプリ利用者の4人に1人が結婚した」という意味ではありません。交際・結婚した人の出会い方を知り、自分の活動ではマッチング、返信、初対面のどこまで進んだかを見ると、続け方を判断しやすくなります。
マッチングアプリで交際・結婚した人はどれくらい?

国内の調査では、交際相手や結婚相手との出会い方としてマッチングアプリが選ばれています。まずは、誰を対象にした数字なのかと一緒に結果を見てください。
| 調査結果 | 分かったこと | 対象者 |
|---|---|---|
| 25.1% | 配偶者とマッチングアプリで出会った | 直近5年以内に結婚した15〜39歳の既婚者 |
| 17.6% | 交際相手とマッチングアプリで出会った | 交際相手がいる未婚者 |
| 20.2% | 配偶者とネットで出会った | 最近5年間に結婚した初婚同士の夫婦 |
15〜39歳の既婚者の25.1%がマッチングアプリで出会った
こども家庭庁のワーキンググループで報告された2024年のウェブ調査では、直近5年以内に結婚した15〜39歳のうち、25.1%がマッチングアプリで配偶者と出会っていました。職場や仕事、アルバイト先の20.5%を上回っています。
若い世代では、マッチングアプリが結婚相手と知り合う主なきっかけの一つになっています。結婚を望む人は、プロフィールで結婚への意思を確認し、結婚したい時期や暮らし方を話せる相手を探してください。
出典:こども家庭庁「若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ」(第4回)資料1
交際相手がいる未婚者の17.6%がマッチングアプリで出会った
こども家庭庁の同年度の報告書では、交際相手がいる未婚者4,354人のうち17.6%が、マッチングアプリを出会いのきっかけに挙げています。
マッチングアプリは、結婚だけでなく恋人を探す方法としても使われています。恋人を探したい人は恋活向け、結婚相手を探したい人は婚活向けを選び、目的の違う相手とのやり取りを減らしましょう。
出典:こども家庭庁「令和6年度 若者のライフデザインや出会いに関する意識調査 報告書」
最近結婚した初婚夫婦の20.2%がネットで出会った
国立社会保障・人口問題研究所の「第17回出生動向基本調査」では、最近5年間に結婚した初婚同士の夫婦の20.2%(およそ5人に1人)がネットで知り合っています。職場や仕事の20.9%、友人・兄弟姉妹を通じた出会いの20.2%と並ぶ割合です。
20.2%にはマッチングアプリだけでなく、SNSやウェブサイトの出会いも含まれます。ネットで始まった出会いが、結婚につながることは珍しくありません。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査 結果の概要」図表5-3
マッチングアプリの成功率は「会えた・交際した・結婚した」で変わる

「成功率」という言葉だけでは、マッチングした割合なのか、実際に会えた割合なのか、交際・結婚まで進んだ割合なのか判断できません。成功率の数字を見るときは、次の3点を確認してください。
「会えた割合」と「結婚した割合」は比べない
マッチング、メッセージ、初対面、交際、結婚は別の段階です。「一度でも会えた人」と「結婚した人」を同じ成功として並べると、数字の意味が変わります。
成功率を見るときは、何を達成した人の割合なのかを最初に確認してください。「出会えた」の意味がマッチングなのか、実際に会ったのかも分けて読みます。
「利用者の何%か」と「既婚者の何%か」を分ける
15〜39歳の既婚者の25.1%という結果は、結婚した人の出会い方を示しています。マッチングアプリを使った人のうち、25.1%が結婚したという意味ではありません。
「誰のうち何人か」が書かれていない成功率は、マッチングアプリ選びの根拠にしないでください。異なる調査の数字を割り算して、新しい成功率を作ることもできません。
調査した年代と期間を確認する
20代を対象にした調査と全年代の調査では、結果が変わります。「過去1年」と「これまでに一度でも」でも、成功した人に含める期間が違います。
数字の近くに、対象年齢、調査時期、集計期間が書かれているかを見てください。成功の意味、対象者、期間がそろって初めて、自分に近い数字かを判断できます。
マッチングアプリで出会える可能性を高める4つの方法

調査の平均より、自分の目的に合う相手へアプローチできるかが大切です。これから始める人は、次の4つを順番に確かめてください。
目的に合うマッチングアプリを一つ選ぶ
恋人がほしいのか、結婚相手を探したいのかを先に決めます。恋活なら恋人探しの利用者が多いマッチングアプリ、婚活なら結婚への意思をプロフィールで確認できるマッチングアプリを選びましょう。
目的の違う相手とのやり取りを減らすと、会った後のすれ違いも減らせます。最初は一つに絞り、相手探しとメッセージへ集中してください。
無料検索で地域と年代の相手を確かめる
会員数が多くても、自分の地域に希望する年代の相手がいなければ、会う機会は増えません。有料プランを選ぶ前に、地域、年代、結婚への意思など希望する条件で検索します。
話してみたい相手が複数見つかるマッチングアプリを選ぶことが、出会いのチャンスにつながります。
写真と自己紹介で安心して話せる人物像を伝える
顔が分かる明るい写真と、仕事、休日の過ごし方、探している関係が分かる自己紹介を用意します。条件だけを並べず、一緒に過ごす場面を想像できる内容にしてください。
写真と自己紹介の内容が一致していると、相手も最初のメッセージで話題を選びやすくなります。
最初のメッセージは相手のプロフィールに触れて質問する
「よろしくお願いします」だけでは、相手が返信内容に迷います。相手の趣味や休日の過ごし方に触れ、答えやすい質問を一つ添えましょう。
共通点に触れた短いメッセージは、会話を始めるきっかけになります。一度に質問を重ねず、相手の返信に合わせて話を広げてください。
マッチングアプリで会えないときは止まっている段階を見直す

すでにマッチングアプリを使っている人は、全体の成功率ではなく、自分がどこで止まっているかを確認します。止まっている段階ごとに、見直す場所は変わります。
| 止まっている段階 | 見直すこと | 次に試すこと |
|---|---|---|
| マッチングしない | 写真、自己紹介、検索条件 | 写真を1枚変え、希望条件を狭めすぎていないか確認する |
| 返信が続かない | 最初のメッセージ | 相手のプロフィールに触れ、質問を一つ添える |
| 会う約束にならない | 誘う時期と内容 | 人の多い場所で、昼間の短時間のデートを提案する |
| 2回目につながらない | 初対面の会話と次の約束 | 相手の話を聞き、会っている間に次の候補日を伝える |
1か月ごとに止まっている段階を一つだけ見直す
1か月ごとに、マッチングした人数、返信が続いた人数、会えた人数を書き出します。数字が少ない段階を一つ選び、関係する部分だけを変えてください。
写真、自己紹介、メッセージを一度に変えず、一つずつ試すと改善点を判断できます。有料プランの更新前に振り返り、続けるか、別のマッチングアプリへ変えるかを決めましょう。
複数のマッチングアプリを同時に使わない
月額制のマッチングアプリを同時に使うと、料金だけでなく、相手探しとメッセージの負担も増えます。返信が雑になれば、会う前に関係が途切れやすくなります。
まずは一つを使い、止まっている段階を見直しても動きがなければ、別のマッチングアプリへ切り替えてください。
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まとめ|マッチングアプリの成功率は数字と自分の結果を分けて考える

国内調査では、15〜39歳の既婚者の25.1%、交際相手がいる未婚者の17.6%がマッチングアプリで相手と出会っています。マッチングアプリは、恋人や結婚相手と知り合う方法の一つです。
調査結果を見るときは、何を成功としたか、誰を調べたか、年代と期間を確認してください。自分の活動では、マッチング、返信、初対面のどこで止まっているかを1か月ごとに見直します。
これから始める人は、自分の目的に合うマッチングアプリを一つ選び、無料検索で地域と年代の相手を確かめてみてください。


